確定申告の知識ブログ

2025.02.03

マイホーム(住宅)を購入したら確定申告が必要?

こんにちは!税理士法人アーリークロスです。

令和6年分の確定申告シーズンが近づいてきました。

このブログでは、マイホーム(住宅)を購入された方や購入される予定のある方向けに、住宅ローン控除の紹介をいたします。

このブログでわかること
1.マイホーム購入後に確定申告が必要な理由
2.住宅ローン控除を受けるための条件
3.確定申告の流れと必要書類
4.どれくらい税金が抑えられる?

1.マイホーム購入後に確定申告が必要な理由

マイホームを購入した人は確定申告が必要という話を聞いたことがないでしょうか?
これは正確には、確定申告をすることで住宅ローン控除(正式名称:住宅借入金等特別控除)という税金の軽減措置を受けられるというものです。
確定申告をすれば結果的に税金を抑えられる可能性があります。

2.住宅ローン控除を受けるための条件

まず、ご自身が住宅ローン控除の対象であるかを確認する必要があります。

大まかな適用要件(※詳細はお問い合わせください)

  • 住宅の新築等の日から6か月以内に居住している
  • 住宅ローン控除を受ける年分の12月31日まで居住している
  • 床面積や所得が所定の基準を満たしている
  • 住宅ローンの返済が10年以上である

そして、上記に当てはまる方が住宅ローン控除を受けるには、控除を受ける最初の年に必ず確定申告を行わなければいけません。

3.確定申告の流れと必要書類

多くの方にとって確定申告はあまり馴染みのないものだと思います。
そこで、確定申告の流れと住宅ローン控除に必要な書類を簡単にご紹介します。

◎確定申告の大まかな流れ
必要書類の準備

確定申告書の作成

確定申告書や必要書類を税務署に提出、税金の納付
※期限は令和7年3月17日です

◎住宅ローン控除に必要な書類の例

  • 住宅ローンの残高証明書
  • 売買契約書の写し
  • 住宅の区分の分かる証明書類
  • 登記簿謄本(登記事項証明書)
  • 源泉徴収票(給与所得者の場合)

4.どれくらい税金が抑えられる?

住宅ローン控除を受けられれば、最大で13年間、年末の住宅ローン残高の0.7%を所得税額から差し引くことができます。所得税から差し引けない分は翌年の住民税から差し引くことも可能です。控除額は最大で年間31万5千円です。※住宅の取得時期によって異なります

おわりに

最後までブログをお読みいただきありがとうございます。住宅ローン控除を受けるには、初年度は必ず確定申告が必要となります。ご自身での確定申告に不安のある方は、税理士に確定申告の代行を依頼することもご検討ください。
アーリークロスでは住宅ローン控除に関するご相談も受け付けております。初回相談は無料です。疑問や不安がある方は弊社でサポートさせていただきますので、以下のフォームからお気軽にお問い合わせください。

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